車のローンが残っていても住宅ローンは組める? 土地探しの前に確認したいこと
「そろそろマイホームを考えたいけれど、車のローンがまだ残っている」
「先に車のローンを返し終わらないと、土地探しはできないの?」
住宅購入を考え始めたとき、このような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
姫路市・加古川市・太子町・たつの市・明石市で住まいを探す際には、通勤や買い物、お子さまの送迎など、車のある暮らしも含めて資金計画を考えておきたいところです。
車のローンが残っているという理由だけで、住宅ローンの利用が一律にできなくなるわけではありません。
ただし、住宅ローンと車のローンを合わせた返済負担や、ほかの借入れ、購入後の家計など、確認しておきたい点があります。
今回は、土地探しを始める前に整理しておきたいことを、分かりやすくご紹介します。
1.車のローンは住宅ローンの審査に関係する?
住宅ローンを検討するときは、新しく借りる住宅ローンだけでなく、現在返済している借入れも確認されます。
例えば【フラット35】では、年収に対する年間合計返済額の割合である「総返済負担率」を確認する際に、自動車ローンや教育ローン、カードローンなども対象になります。
クレジットカードによるキャッシングや、商品の分割払い・リボ払いも含まれます。詳しい対象は、【フラット35】のご利用条件で案内されています。
ここで大切なのは、**「車のローンがあるか」だけでなく、「住宅ローンと合わせて、どのくらい返済することになるか」**という視点です。
同じ年収でも、毎月の返済額や残りの返済期間、希望する住宅ローンの金額によって状況は変わります。
なお、審査基準や借入れの扱いは金融機関・商品によって異なります。「知人が借りられたから大丈夫」「車のローンがあるから無理」と決めつけず、ご自身の条件で確認しましょう。
2.まずは残高・毎月の返済額・完済時期を整理しましょう
相談前に、車のローンについて次の内容を確認しておくと、話を進めやすくなります。
| 確認すること | 整理しておきたい内容 |
|---|---|
| 現在の借入残高 | あといくら残っているか |
| 毎月の返済額 | 通常月にいくら支払っているか |
| ボーナス返済 | 年何回、いくら上乗せしているか |
| 完済予定 | 何年何月に支払いが終わるか |
| 最終回の支払い | まとまった支払いが予定されているか |
| 一括返済の条件 | 精算額や手数料、必要な手続き |
「毎月3万円くらい」という記憶だけでなく、返済予定表や契約内容を見ながら確認するのがおすすめです。
特に、ボーナス返済や最終回の支払いがある場合は、毎月の金額だけでは負担の全体像が分かりません。
残価設定型の契約などでは、契約終了時に車を返却するのか、買い取るのか、乗り換えるのかによって、その後の支出も変わります。ご自身の契約内容と今後の予定を一緒に整理しましょう。
3.住宅ローンと車の返済を合計して考える
家計を確認するときは、住宅ローンの返済額を単独で見るのではなく、ほかの支払いと並べて考えることが大切です。
例えば、次のようなケースを考えてみましょう。
- 住宅ローンの返済予定額:月9万円
- 車のローン返済額:月3万円
- 車のボーナス返済:年2回、各6万円
この場合、住宅ローンと車のローンの返済額は、年間で合計156万円です。月平均にすると13万円になります。
これは家計を整理するための仮の例であり、借入可能額や審査結果を示すものではありません。
さらに、住まいと車にはローン以外の費用もかかります。住宅の固定資産税や保険料、将来の修繕費に加え、車の保険、車検、税金、燃料代なども必要です。
「住宅ローンが今の家賃と同じくらいだから大丈夫」と考える前に、購入後の支出全体を確認しておきましょう。
4.車のローンは先に完済した方がいい?
「住宅ローンを申し込む前に、貯金で車のローンを全部返した方がいいですか?」
これは、残高だけでなく、手元に残るお金や住宅購入の予定も合わせて考えたい問題です。
完済すれば、車のローンの毎月の返済はなくなります。一方で、貯金を使うため、住宅購入時や急な出費に使える資金は減ります。
例えば、貯金300万円のうち150万円を車の完済に使う場合、残る貯金は150万円です。
そこから土地・建物の契約時の支払い、引っ越し、家具・家電の購入などにいくら必要なのか。さらに、病気や収入の変化に備えるお金を残せるのかも確認する必要があります。
「毎月の返済が減る」という面と、「手元資金が減る」という面の両方を見て判断しましょう。
完済予定の借入れを審査でどう扱うか、いつまでに完済する必要があるか、証明書類が必要かなどは、申込先の金融機関に確認してください。
住宅ローンへの影響を確認する前に、慌てて貯金を取り崩す必要はありません。
5.「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」を分ける
住宅ローンの審査で確認される返済負担と、ご家庭にとって無理のない家計は、必ずしも同じではありません。
同じ収入でも、お子さまの人数や教育方針、車の保有台数、今後の働き方によって、暮らしに必要なお金は異なります。
現在の家計に加えて、次のような予定も考えてみましょう。
- お子さまの進学や習い事
- 車の買替えや2台目の購入
- 育児休業や時短勤務による収入の変化
- 家電や住宅設備の交換
- 将来の貯蓄や家族で楽しむための費用
車のローンが数年後に終わっても、その頃に別の支出が増える可能性があります。
「車の返済が終われば、その分をすべて住宅ローンに回せる」と考える前に、5年後、10年後の暮らしも思い描いてみてください。
毎月の返済だけでなく、生活を楽しむ余裕や貯蓄を続けられるかまで含めて予算を決めることが大切です。
6.土地探しは、建物と諸費用を含めた総予算から
注文住宅を検討する場合、土地の価格だけを見て購入を決めないようにしましょう。
住宅購入の予算には、土地代と建物代のほか、外構工事、登記、住宅ローンの手続きに伴う費用、引っ越しなども含めて考える必要があります。必要な項目や金額は、物件や契約内容によって変わります。
土地に予算を使いすぎると、建物や駐車場、庭などの希望を調整しなければならないこともあります。
車を2台所有するご家庭なら、駐車できる広さだけでなく、出入りのしやすさや外構費用も確認しておきたいところです。
姫路市・加古川市・太子町・たつの市・明石市の中でエリアを比較するときも、土地価格に加えて、通勤距離や交通費、車が何台必要になるかまで考えると、ご家族に合う選択がしやすくなります。
土地・建物・諸費用と、購入後の生活費を一緒に考えることが、無理のない土地探しにつながります。
7.車の買替えと住宅購入が重なるときは?
「家も欲しいけれど、車の買替え時期も近い」という場合は、両方の予定を最初から伝えて相談しましょう。
住宅ローンの相談時点では予定していなかった車の借入れが増えると、当初の資金計画と状況が変わります。
事前審査を受けた後であっても、新たなローンや大きな分割払いを組む前には、住宅ローンの申込先へ確認することが大切です。
また、「車を買う予定はあるが、金額がまだ決まっていない」という段階でも、その予定を家計から外さないようにしましょう。
住宅と車のどちらを先に進めるかは、ご家庭の事情によります。現在の車を使い続けられる期間、通勤への必要性、住宅購入の希望時期を並べ、支払いが重なる時期を確認すると整理しやすくなります。
8.相談前にそろえておくと役立つもの
最初からすべてを完璧に準備する必要はありませんが、次の情報があると具体的に相談しやすくなります。
- 年収が分かる資料
- 車やその他のローンの返済予定表
- 現在の貯金額と、購入に使える自己資金の目安
- 毎月の家賃・生活費・貯蓄額
- 希望する土地や建物の予算
- 車の買替えなど、今後の大きな支出予定
実際に必要な審査書類は、金融機関や働き方、申込内容によって異なります。
借入れについて分からない項目がある場合は、契約先に確認しましょう。申込時には、求められた内容を正確に伝えることが大切です。
住宅ローンの利用可否だけでなく、「毎月いくらなら無理なく払えるか」「購入時に現金がいくら必要か」も、一緒に確認しておくと安心です。
9.車のローンがあっても、まずは予算の整理から
車のローンが残っているからといって、土地探しや住まいの相談を諦める必要はありません。
まずは現在の返済状況を確認し、住宅購入後の家計を整理するところから始めましょう。
そのうえで、土地を契約する前に、金融機関へ借入条件や資金の準備について確認しておくことが大切です。事前審査の承認だけで、最終的な融資が確約されるわけではありません。
もとまち不動産では、姫路市・加古川市・太子町・たつの市・明石市での土地探し・住まい探しのご相談を承っています。
「車の支払いもあるので、土地の予算から考えたい」
「建物と合わせて、どのくらいの価格帯で探せばいいか整理したい」
そんな段階から、お気軽にご相談ください。ご希望の暮らしや購入時期を伺いながら、土地探しを一緒に進めていきましょう。
株式会社もとまち不動産
電話:079-241-8830
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※本記事は一般的な資金計画の考え方をご紹介するものです。住宅ローンの審査基準・利用条件は金融機関や商品により異なります。個別の借入可否や完済条件については、申込先の金融機関へご確認ください。